― 大太坊演奏曲 ― 和太鼓のあらゆる可能性を追求する、多彩な演目
今、この状況に、ただ自分を追い込み、音を紡ぐ。
不意打ちの感覚が誘発され、沈黙を響かせる。
それぞれの曲に歴史がある。
その曲を生み出した人とその曲を求めて育てた人の歴史が、演目に命を与える。
ー第1部ー
【屋台囃子 YATAI BAYASHI】
埼玉県芸能アレンジ
「埼玉県秩父夜祭」は、まさに日本の祭。20tもの屋台を300人の曳き手が曳き回す。勇壮なお囃子を打ち手がそれぞれアレンジして演奏する。
【風 KAZE】
作曲:2016年11月 朝倉理絵 (改作前「風祭」KAZAMATSURI)
初演:2017年6月 大太坊 中川公演
リズムだけでなく打つ姿も表現の大事な要素である和太鼓。より低く、より美しく、この打ち方は、大太坊でなくては打つことが出来ない。
【ええじゃないか EEJYANAIKA】
作曲・構成:2016年12月 北原 永
初演:2017年6月 大太坊 中川公演
幕末、自然発生的に現れた「ええじゃないか」は、またたくまに各地に広がった。自由を求める民衆のエネルギーはどんな感じだったのだろうか。
【月衣 TSUKI GOROMO】
作曲:1997年2月 中森道子 (改作前「対幅」TSUIHUKU)
初演:1997年4月 むげん隗 新作箕輪公演「一」
のぞいてはいけない。異界へ入ってはいけない。
祈り伏せられて夜風の中に消える。
【銀河 GINGA】
作曲:2012年6月 北原 永
初演:2012年7月 大太坊 中野公演
銀河の旅を妄想して作られた曲。和太鼓のあらゆる要素を内包し、最後に異次元へとワープする。皆さん一緒に宇宙に旅立とう。
第6回 日本一決定戦 優勝曲
ー第2部ー
【鬼人 ONINDO】
作曲:1994年7月 北原永 (改作前「鬼」ONNI)
初演:1995年3月 むげん隗 伊那公演
日本の鬼は異端のもの抗うもの、蝦夷(えみし)、そして縄文の命脈を継ぐ「神」でもある。東北芸能に息づく「鬼」の姿を借りて現代の鬼を描く。
【ドドン DODON】
小倉祇園太鼓アレンジ・編曲:大太坊 (改作前「ドロン」)
初演:2000年9月 むげん隗 新作宮田公演「ドロとカン」
南の芸能は、おおらかで明るい。沖縄地方から九州まで広がる湧き上がるような裏乗りのリズムは本州ではほとんど見ることが出来ない。日本芸能の多様さは、和太鼓でも。
【辺涯独歩 HENGAI DOPPO】
作曲:2009年4月 中森道子
初演:2009年6月 大太坊 中川公演
ただ無心に太鼓に向かい打込み、打込む。太鼓の振動と打ち手の呼吸が一体となってやがて昇華してゆく。
【天地 TENCHI】
作曲:1997年2月 北原 永
初演:1997年4月 むげん隗 新作箕輪公演「一」
天に突き上げ、地に打ち鳴らす。誕生から30年。むげん隗で生まれたこの曲は国内外で多くのグループが演奏している。
第14回 オールジャパンオタイココンテスト 優勝曲
第6回 東京国際和太鼓コンテスト 優勝曲
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